【介護情報】3分でわかる!「介護福祉士」とは?
2022.04.14掲載
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介護・看護・保育求人のヒューマンステイです。

介護の資格として有名な「介護福祉士」。
様々な種類がある介護資格のうち、特別な資格といえるのはなぜでしょうか?

いったいどのような資格なの?
どうすれば受験できるの?
どこで働くことができるの?

今回は、以上の点を解説していきます! 


◆介護福祉士とは?

 介護福祉士は、数ある介護の資格の中でも唯一の国家資格です。介護福祉士国家試験に合格し、登録を行うことで国に認められた介護職員となります。 

 専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき、心身の状況に応じた介護を行い、介護に関する指導を行います。

 介護福祉士は一度取得すれば全国どこでも通用し、更新もないため転職にも有利になる一生ものの資格です。

 

◆介護福祉士になるには?

 介護福祉士の受験資格を満たす方法は、大きく分けて以下の3つがあります。

➀介護施設などで実際に働きながら経験を積み、実務者研修を修了する実務経験ルート

②高校や大学を卒業後、養成施設として指定を受けた福祉系の専門学校などに入学し、規定の年数を修了する養成施設ルート

③福祉科や介護福祉コースなどがある高校や特例高校を卒業する福祉系高校ルート


 この3つのルートのいずれかを経て受験資格を満たし、国家試験を受験することで介護福祉士の資格を取得できます。養成施設ルートと福祉系高校ルートはかつて、試験を受けずに介護福祉士の資格を取得できました。しかし、介護福祉士の資質や社会的地位の向上を図るために、国家試験を義務付ける方針が固められたのです。
 ところが、2012年度からとされていた国家試験の義務化は、何度も延期されています。2016年には2022年からとされていましたが、2020年1月にこの義務化がまた延期になることが明らかになりました。そのため、現在は2027年から義務化の予定です。

 

◆仕事の内容、働く場所は?

 介護福祉士は、おもにホームヘルパー(訪問介護員)や、特別養護老人ホーム、身体障害者施設等の社会福祉施設の介護職員として介護業務にあたっています。
 また、介護業務のほか、在宅介護の場合は介護方法や生活動作に関する説明、介護に関するさまざまな相談にも対応しています。

 


 
 ホームヘルパーや施設の介護職員に対し、介護利用者の自立支援を目標においた介護の実践、また、医師や看護師との連携が求められる現在、介護の専門知識・技術をもつ介護福祉士資格の重要性はますます高まっており、施設職員等の資格取得率も向上しています。
 就職転職にも有利になりますので、受験資格を満たしている方はぜひ一度トライしてみて下さい。

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