介護・看護・保育求人のヒューマンステイです。
障がい児支援に携わる専門職「児童発達支援管理責任者」(児発管)。
児発管の仕事内容は?
児発管になるために必要な資格は?
どんな施設で働くことができるの?
そんな疑問を解説していきます。
◆児童発達支援管理責任者とは?
児童発達支援管理責任者は、障がい児の保育や療育に関する専門職の1つで、児童福祉法における様々な障がい児支援のための施設で働いています。
略して「児発管」と呼ばれることもあり、児童発達支援施設には必ず1名以上の配置が義務付けられています。
◆児童発達支援管理責任者の具体的な仕事内容は?
児童発達支援管理責任者は、利用する児童の成長に合わせた個別支援計画書を作成したり、職場の現場リーダー的な役割を担っています。
◇個別支援計画書作成
個別支援計画書は、児童一人ひとりの状態や課題に基づいて作成される、支援の方向性や内容を決めるためのもの。利用する児童への支援や療育は、この計画書に基づいて行われるためとても重要であり、児童発達支援管理責任者の代表的な仕事です。
◇そのほかの職務内容
・保護者との面談
・必要な教材の準備や手配
・送迎
・学習の支援
※職場により内容は異なります
◆児童発達支援管理責任者になるためには?
児童発達支援管理責任者になるためには、「実務経験の要件」を満たし「研修を修了」する必要があります。
実務経験の要件が複雑だといわれておりますが、その通りだと思います。簡単にご説明しますと、実務経験年数5年以上、かつそのうち3年以上は障がい者や児童を対象とした相談支援・直接支援業務の経験が必要です。実務経験の要件を満たす方は、まず基礎研修を受講します。基礎研修の受講後に2年以上の実務経験を積んでから、実践研修を受講する仕組みになっています。そして以後5年に一度更新研修が必要となります。
◆児童発達支援管理責任者が働ける職場
◇通所系:障がい児通所支援施設
・児童発達支援センター
・児童発達支援事業類型
・医療型児童発達支援
・放課後等デイサービス
・保育所等訪問支援
◇入所系:障がい児入所支援施設
・知的障がい児施設
・第一種自閉症児施設、第二種自閉症児施設
・盲児施設、ろうあ児施設
・肢体不自由児施設、肢体不自由児療護施設
・重症心身障がい児施設
児童発達支援管理責任者は、役割が豊富です。資格に関する情報はとても複雑で、資格取得までには年数を要するため、できるだけ確実に情報を把握し、先のことを考えながら着実に準備をすすめていく事をおすすめします。
道のりは長いですが、その分専門職としての経験があることの証明にもなります。現場のリーダー的な存在として、苦労することも多いかもしれませんが、関わる児童が毎日少しずつ出来ることが増えたり、障がいを持つ児童の保護者の支えになったりと、児童福祉における大切な仕事であることを実感できます。保育士や児童指導員などとして障害児支援に携わっている方、児発管の実務要件を満たす方は積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
介護職を始めたい方、介護に携わり悩みのある方、ぜひヒューマンステイ担当者にご相談下さい!どんな些細な事でも相談大歓迎です。
介護・看護・保育の求人はアフターフォロー万全のヒューマンステイへ!