介護・看護・保育求人のヒューマンステイです。
「サービス管理責任者」(サビ管)とは、障害者福祉サービスを行う事業所で中心的な存在ととなる責任者です。サービス品質向上のため、法律により配置が義務付けられています。
◆サービス管理者になるには?
サービス管理責任者になるには、必要な実務経験を積み研修を受講します。
サービス管理責任者を取得するなら実務経験が必要です。実務経験を満たしてからでなければ資格取得に必要な研修が受講できません。
◆必要な実務経験は?
上記のいずれかの経験が必要です。
・規定の事業所や施設等で3年以上の相談支援業務
・規定の事業所や施設等で8年以上の直接支援業務
・社会福祉主事任用資格所有者、介護職員初任者研修修了者、保育士、児童指導員任用資格者、精神障害者社会復帰指導員任用資格者は5年以上の直接支援業務
・国家資格等の業務に従事し1年以上
◆基礎研修
サービス管理責任者の資格を取得するには、まずは基礎研修を受講します。
前述の実務経験を満たしている者は、基礎研修のみの受講でも受講後3年間は、サービス管理責任者としてみなされます。(令和元年~令和3年までに受講した人)
基礎研修とは相談支援従事者初任者研修講義の一部およびサービス管理責任者等研修となります。
◆実践研修
サービス管理責任者基礎研修を受講後の人が受講できる研修です。実践研修を受講すると正式にサービス管理責任者として勤務が可能となります。
実践研修とは過去5年間に2年以上の相談支援または直接支援業務の実務経験とサービス管理責任者等実践研修が必要になります。
◆更新研修
サービス管理責任者実践研修を受講後、5年に1度、資格の更新研修が必要です。
更新研修とは過去5年間に2年以上のサービス管理責任者等の実務経験がある、または現在サービス管理責任者とし従事している者が受けます。
2024年までは6時間程度に短縮可能になります。
◆サービス管理責任者が活躍する場所は?
以下のような場所で活躍しており、どういったお仕事をするのか説明します。
●療養介護
医療機関に入院中の障害者の方を対象とし、日中の介護や機能訓練などを行います。
●生活介護
障害者施設などの利用者に対し、主に日中の介護や生活援助、創作活動や生産活動の機会提供を行います。
●共同生活介護(ケアホーム)
共同生活を営む住居に入居している障害者の方に対し、主に夜間の介護や生活援助などを行います。
●施設入所支援
施設入所中の障害者に対し、主に夜間の介護や日常生活上の支援を行います。
●共同生活援助(グループホーム)
障害者が共同生活を送る住居において、夜間帯の介護や日常生活上の支援を行います。
●宿泊型自立訓練
知的障害者または身体障害者の方々が入居し、日常生活能力の向上のために必要な支援を昼夜を通じて行います。
●自立訓練(機能訓練)
身体障害者や難病のある方の入所する施設や住まいを訪問し、リハビリや相談・助言を行います。
●自立訓練(生活訓練)
知的障害者や精神障害者の方が入所する施設や住まいを訪問し、自立した日常生活を送るための訓練を提供したり、相談・助言を行います。
このように、サービス管理責任者を配置することが義務づけられている場合が多く、なくてはならない存在だと言えます。
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