「私は、フルタイム勤務の保育士として働いています。
早朝から慌ただしく子供の身支度して出勤。夕方、勤務が終わり家に帰ってからは、家事に追われてゆっくり子供との会話も向き合う余裕がない。心身共に疲労こんぱい。
心に余裕がないせいで、常にイライラ。この状態をいつまで続くのかしら。
大好きな保育を働きながら、わが子の成長を感じられる働き方がないかな。どちらも両立できる働き方をしたい。独身時代とは、違う環境でも成功できる保育転職について知りたい。」
このようなお悩みの方は、必見です。この記事では、保育士の転職準備や面接、退職する手続きについてご紹介します。
転職活動は、忙しさを理由に情報収集や自己分析をおこたると思うような結果が出ません。
ぜひ、転職をお考えのあなたは、この記事を読んで家事や子育てと保育を両立できる転職活動をしましょう。
常に時間に追われていた時と比較すると、園児にもわが子にも心の余裕ができ、あなたらしさが出せる保育ができます。心のゆとりは、明日へのエネルギーになります。
▶▶目次
1. 保育士転職は、目的から考えスケジュール計画を立てる
1-1 女性の転職は、戦略が重要。
1-2 転職市場は、無形商材なので高評価されやすい。
1-3 スケジュール計画を立てる
2. 自己分析や情報収集が、合否を決定
2-1 自己分析シートを作成
2-2 履歴書と職務経歴書のポイント
2-3 転職エージェントを使い情報収集
3. 保育士の転職面接は、4つのポイント
3-1 複数人の面接官による面接
3-2 転職理由又は退職理由
3-3 保育の仕事観について
3-4 逆質問のポイント
4. 内定が決定したら、円満退職する手続き5ステップ
4-1 退職したいと気持ちを伝えよう。
4-2 退職代行業
4-3 業務の引き継ぎ
4-4 お世話になった人へのあいさつ
4-5 円満退職にならなくとも退職ケース
5. まとめ
1.保育士転職は、目的から考えスケジュール計画を立てる
1-1 女性の転職は、戦略が重要。
ゴールを明確化することが、転職成功の近道といえます。あなたは、どのような働き方が理想としていますか。転職しようと決めた理由は何でしょうか。考えられる理由は、様々あります。
たとえば、給料が安い。男性保育士が増えてきたけど、まだまだ保育業界は女性社会で、保育園の人間関係が悪い。職場環境が悪い。など、理由は様々です。
保育士転職は、転職したい理由を深堀することからはじめましょう。「理由もなしになんとなく転職をしたい」では、あなたが理想としている働き方ができなくなります。「なぜ、転職したいの?」と自問自答することです。そして、目的ゴールを決め、道筋のステップを考えることが転職設計図となります。30代の転職活動は、ニーズにあった企業を探すことが大切です。過去の社会経験が活きてくるから。フルタイム勤務なのか、パート勤務なのか。譲れないその他の条件を考えてみてください。
今まで得てきた知識や経験を元に含めたハッシュタグを活かせる企業を探しましょう。そのためにも将来ありたい姿を明確化することで、ステップアップが見えてきます。
転職中心軸を考えると、迷いがなくなり優先順位が決まります。必然と求人を見て、保育園が絞られていきますね。
1-2 転職市場は、無形商材なので高評価されやすい。
無形商材は、サービスなど目に見えない物ことです。
お客様の困りごと解決策を営業する転職市場は、人材採用が最高営業となります。これが、無形商材の強みです。どういうことか説明します。
保育士の転職活動は、共働き世帯にとって子供を安心して預けられるという悩み解決できるので、有形の営業より、とっても需要があることとなります。共働き世帯にとっては、保育園の存在は欠かせません。なので、今の時代は、保育士の需要は途切れることがありません。
「働きたいけど、預け先がない。」と待機児童問題がありました。この社会問題に対して、乳幼児の保育をすると具体的な解決策が提示できます。保育士業界は、人材不足にあるので売り手市場。また保育園での不祥事が、ニュース化されている現状人手を増やして経営しようとする保育園も多いです。特に、潜在保育士が増えている昨今保育士の再就職が期待され高まっています。なので、保育士転職は、年齢関係なく求められる職業。他の職種だと、年齢制限は何歳までとあります。企業に面接をお願いを申し出ても断られるケースは、多々あります。
しかし、保育業界は、年齢が高ければ高いほど経験値が付くため高評価される職業です。保育士は、体が動くまで、現役で活躍できる魅力ある職業。そして、即日勤務の採用が決まったということも珍しくはありません。「自分の価値は、なぜ上がらないの?どこの市場で勝負すれば評価されるの?」という疑問が解明されやすくなります。
最終目標を明確化することが、転職のゴールと言っても過言ではありません。
ぜひ、あなたの条件に合う保育士求人をチェックしてみましょう。
では、次に内定を貰える具体的な転職活動の下準備について進め方をご紹介します。
1-3 スケジュール計画を立てる
保育士の転職活動は、在職か退職後かによっても変化します。あなたの立場を確かめて下さい。内定が、決まる期間の目安は、3か月から6か月ぐらいです。
保育士の転職活動の流れをお伝えします。
☑転職時期を決める
☑自己分析、情報収集
☑働く条件を考える
☑書類作成
☑求人検索、求人登録
☑面接を受ける準備と練習
☑面接
☑内定が決定
☑退職手続き
☑新しい職場への準備
いよいよ次章で、どのような準備をしたらいいのか具体的に説明します。
2. 自己分析や情報収集が、合否を決定
2-1 自己分析シートを作成
本番面接でほぼ聞かれるのが、「自己紹介や自己PRをしてください。」この質問に対して、自分を簡潔に売り込むことが求められます。しかし、言いたいことをだらだらと話すだけではまとまりがありません。そして、面接官に何を伝えたいのかが伝わりません。長くとも1分以内で話し終えるのを意識しましょう。 面接官との会話をするには、キャッチボールをイメージしてください。
たとえ、下準備で完璧なセリフを言えたとしても棒読みだったり、長すぎては面接官にマイナス評価されてしまいます。練習の時から「完璧な自己紹介」が言えるようにしておくことが、成功の近道。
自己分析では、何について考えたらいいのか3つをご紹介します。
☑自分の経験してきたことやスキル知識。
☑在園でのエピソード
☑あなたの長所、短所
☑自分の経験してきたことやスキル知識。
どのような経験をして、どのようなスキルがあるのかを言語化しましょう。
人は、必ず何かしらのスキル知識を習得してきました。
あなたは、今までどのような考え方で生きてきたのかを話できるようにしておきましょう。
☑在園でのエピソード
保育でのエピソードを考えましょう。
苦労したこと、やりがいを感じられたことを伝えることなど。
保育中の問題が起きたことに対して、どのように解決したのか。
具体例を交えながら、話をすると伝わりやすさがアップします。
☑あなたの長所、短所を書き出し見つめ直します。
「私は、長所よりも短所が多い。」と悲観しなくても大丈夫です。
なぜなら、短所は長所の裏側だから。
言い方次第で、長所になるということです。
たとえば、「人見知りな性格」を「相手に合わせて慎重に会話をする性格。」
など言い方を変えるだけで印象が変化します。
洗い出し作業が完了すると、面接準備の練習が大切です。合格に向けての一歩となります。 自分の売り込み自己PRが決まったら、本番面接に向けて話す練習をすることをおすすめします。
練習方法は、家族相手になってもらう。恥ずかしかったら、鏡に向かって話をする。方法は、いくらでもあります。
まずは、声に出して話をすることから始めましょう。紙に書いただけでは、頭にインプットされていません。つじつまがあわないことはないか? 表現は、適切か?など第三者からの評価があると効率的かなど練習を重ねましょう。本番面接は、最高のパフォーマンスを発揮できるよう繰り返し練習することがポイントとなります。
2-2 履歴書と職務経歴書のポイント
転職活動でもっとも重要な書類は、履歴書と職務経歴書です。
「履歴書と職務経歴書は、手書きとパソコン入力どちらで用意したらいいの?」このような疑問があります。
結論は、保育園業務は手書き作業とパソコン作業どちらもあるため両方を用意しましょう。たとえば、履歴書は手書き。職務経歴書は、パソコン入力。
このように、面接官から見てどちらもあると評価しやすくなります。
保育園は、手書きとパソコン業務にはどのようなものががあるか紹介します。
たとえば、毎月作成する月案や個別園児記録などは、手書きで書きます。
一方、月のお便りや児童保護者記録などは、パソコン入力することが多いです。
ですから履歴書と職務経歴書は、両方のタイプを用意することが、望ましいです。
次に、面接に必要な書類を作成するポイントについてご紹介します。
☑履歴書
履歴書は、丁寧な字で一文字書きましょう。履歴書の形式種類にもよりますが、学歴、職歴を記入して自己PRの欄があります。面接で話す自己PRを一言で書きましょう。枠が、大きい場合は、タイトルなど付けると見やすいです。面接官からも読みやすさを意識しましょう。しかし、あまり枠が少ない場合は、自分オリジナルとなるキャッチコピーなど一言で伝わる文言を考えることをおすすめします。
☑職務経歴書
職務経歴書は、あなたの人生そのものを伝えるシート。どのような価値観で仕事をしてきたのかを表現することです。今までの職歴が、多い人は過去の仕事をしてきてどのような評価されたかなど具体的にすることがポイントアップを狙いやすいから。たとえば、「保育とは全然違う接客を経験してマイナスに評価されたらどうしよう」など悩みは、不要です。なぜなら、保育は人間関係がとても大切な職業だから。保育園は、保護者をはじめ、職員同士、看護師、栄養士など立場の違う人とコミュニケーションを取ることが求められます。接客経験が、他の立場の人と話すときに役立つことできるとアピールとなります。全然違う保育業界でなくとも、アピールできる要素となります。違う職種にてもアピールする方法は、多岐に渡り可能です。
次に、どのような方法で保育園の情報収集すれば効率よくできるかご紹介します。
2-3 転職エージェントを使い情報収集
保育士の転職エージェントは、たくさんあります。転職エージェントに登録をして、希望の条件を伝えると求人を紹介してもらえます。書類添削をしてくれるのも嬉しいポイントです。ただでさえ、忙しいママ保育士さんにとっては遠回りすることなく転職活動できます。企業により、一緒に面接同行してくれるエージェントもあります。
登録するメリットは、生の保育園情報が聞けること。担当者より、園の情報を聞くことができるため、自己流で転職活動するより情報を集めやすくなります。採用されたら、入社までの間オリエンテーション研修することもあります。
転職活動の下準備が完成したら、いよいよ面接本番です。
面接を受ける際のポイントをご紹介します。
3保育士の転職面接は、4つのポイント
保育士の転職面接は、4つのポイントがあります。
☑複数人の面接官による面接
☑転職理由又は退職理由
☑保育の仕事観について
☑逆質問のポイント
それぞれご紹介します。ぜひチェックしてみましょう。
3-1 複数人の面接官による面接
1対1の面接とは、違う緊迫感があります。一見、圧迫面接と感じられるかもしれません。しかし、その場の緊張した雰囲気で飲み込まれてはいけません。今まで、下準備した結果が台無しだから。複数人いる面接官でのは、話をする前に大きく深呼吸することを意識しましょう。
目線は、質問した面接官の方向を見て、話をすることがポイントです。左右上下など目線が、動かないようにすると落ち着いた印象を与えることが可能。話をするときは、緊張すると早口になりがちです。ゆっくりとはっきりと話をすることを意識しましょう。堂々としているだけでも好印象を与えられます。
3-2 転職理由又は退職理由
新卒の面接以外の人は、必ず聞かれる質問です。仮にマイナス要因な退職理由は、正直に話すことはやめましょう。面接官の立場からすると「同じ状況になったら、退職されるのでは?」と疑問が残ってしまう可能性があります。面接の本番では、マイナス要素を話する時プラス要素に変換してどのように解決したのか話することが重要です。
たとえば、「保育士同士の人間関係が、問題で退職した。」と過程します。そのままでは、面接官にとってあなたの印象が悪いです。
「保育は、人とのコミュニケーションが大切と心得ています。問題解決のために話し合いを何度も試みたのですが、お互いの距離が埋まることはできませんでした。」と話してみたら、一方的に嫌がっているとの印象はありません。人間関係が修復できない場合でも、大丈夫です。あなたが、きちんと問題を把握してどのような対処を下という事を言語化できれば、面接官に説明ができます。
その他、よく面接で聞かれる質問をご紹介します。あなたの場合は、どのように答えられるか考えてみてください。
☑なぜ保育士の職業をやりたいと思ったきっかけを教えて下さい。
☑あなたは、学生時代に一番取り組みしたことは何ですか?
☑乳児保育と幼児保育は、どちらを希望しますか?
☑早朝出勤や遅番出勤は、できますか?
☑あなたのお子さんが、体調不良のときに面倒見てくれる方はいますか?
☑担任を希望しますか?それともフリー補助を希望しますか?
などの質問があります。
上記の質問以外でも考えられる質問がある場合は、すぐに答えを用意しておくことをおすすめします。面接官との会話は、キャッチボールと同じテンポよく答えられることが望ましいです。
3-3 保育の仕事観について
保育は、チームプレーで連携しながら進めていきます。園児も保育士も人間。保育に正解は、ありません。今日の正解が、明日の正解とは言えないです。なぜなら、園児の体調や天候など様々な状況により、状況が日に日に変化するから。保育士には、柔軟な臨機応変な対処が必要です。あなたの目指す保育士像を面接官にアピールしましょう。
たとえば、「乳児保育では、はじめての経験をたくさん経験させてあげたいとします。」と目標とします。「はじめて、園児一人で靴下はけた。靴が履けたなど些細な出来事を一緒に成長を感じられる保育士を目指すと話をすれば、面接官にアピールできます。昨日は、出来なかったけど今日は出来たことなど日々の変化や観察がとても大切になってきます。保育は、些細な変化を感じ取れる観察力がとても重宝されます。
あなたは、普段日常から心掛けていることなどあればプラス要素となります。
たとえば、人の顔と名前は、一度聞いてみたら忘れないなど特技があるとします。違うクラスの子でも一度名前を見たら忘れません。などのアピールポイントとなる事柄を予め準備することも重要となるため予め考えておくことがおすすめです。
3-4 逆質問のポイント
面接官から「何か質問がありませんか?」と聞かれました。「特にありません。」と答えるだけでは、とてももったいないです。逆質問は、あなたが保育園と相性が合うかどうか質問できるチャンスだから。何も質問がないと、面接官は「あなたは、うちの保育園について興味がないのだ。」と思ってしまいます。
質問する際には、採用されたという前提で話をすることで具体的な質問ができます。そして、2つのことを意識して3つぐらい質問を考えることをおすすめします。
①一貫性を意識
②面接官との距離を縮める質問をする
①一貫性を意識
志望動機で、「私は、7年以内にリーダー職になりたい」と話しました。仮説を検証する質問をすることです。「保育士のリーダー職は、どのような条件を満たせばリーダー職に就けますか?保育園の基準などありましたら、教えてください。」など質問することで面接官に一貫性があると判断してもらえます。
②面接官との距離を縮める質問をする
「リーダー職では、チームマネジメント以外でのスキルはどういったものがお考えでしょうか?」などと質問をしてみましょう。HPに載せてある情報も交えて質問できると具体性が増します。
他の質問では、「前職では、サービス残業が多く持ち帰り書類もあった。」とします。質問するときは、「持ち帰りの書類等がある時は、どのくらいの頻度でどのような書類なのでしょうか?」と聞くと具体的な回答を得られるでしょう。HP情報や当たり前な質問は、マイナス要因となるため気をつけたいです。事前に、リサーチをして本番面接に挑むことがおすすめ。
無事に面接が終了しました。後日には、合格の連絡を受けます。あなたは、保育園に退職する気持ちを伝えましょう。次章では、退職手続きについてお伝えします。いよいよラストスパートです。焦らず、退職する最後の日まで頑張りましょう。
4内定が決定したら、円満退職する5ステップ
4-1 退職したいと気持ちを伝えよう。
「退職の意向を伝えて、もしかしたら、引き留められたらどうしよう。」と不安に思う気持ちがあるでしょう。内定が決まったら、辞める一か月前に保育園伝えることがおすすめです。
あまりにも早く退職する気持ちを伝えるのは、良い印象を受けません。なぜなら、周囲の職員に伝わり兼ねないからです。退職する時期は、通常の業務に支障が出るのを防ぐためにも1か月前に伝えるのをおすすめです。保育園は、年度の切り替え時期に伝えるのが一般的です。
退職する旨は、誰に伝えるのでしょうか。
直接雇用の場合は、園長先生です。しかし、派遣社員は、営業担当者の方に伝えてください。なぜなら、保育園に勤めていても契約しているは、派遣会社だからです。なので、誤って保育園の園長先生に直接伝えることは控えましょう。
4-2 退職代行業
「パワハラなどの理由で、体調崩してもう保育園と関係を持ちたくない。」理由もあります。
どうしても在園に伝えることができない場合は、退職代行を使うことができます。保育園は、年度の切り替え時期を待たないと退職できないとお考えの方におすすめ。
退職代行を使うメリットは、2つ。デメリットも、2つ。退職代行にお願いをするなら、それぞれのメリットデメリットを把握しましょう。
メリット
・直接保育園に退職を伝えないため、ストレスがない。
・労働条件が、最低でも抜け出せる。
デメリット
・業者を使う分、コスト費用が発生する。
・関係者との関係が保てなくなる。
それぞれ紹介します。
メリット
◎直接保育園に退職を伝えないため、ストレスがない。
言葉の通り、業者が退職を知らせてくれるため労力がありません。園長先生や理事長先生と目上の先生と話をすることは、ありません。引き留められたり、言いくるめられる心配がないということです。パワハラを受けて心身共に傷ついていても、安心して退職することを伝えてくれます。体調を崩して、なかなか言いにくくても問題ありません。必ずしもあなたでないといけないということは、ないからです。
◎労働環境が、最低でも抜け出せる。
直接話をしないため、辞められないということはありません。「最低賃金のままで、長時間労働はもう終わりにしたい。サービス残業は、体を壊したからしたくない。」などの悩みが解決できます。
デメリット
◎業者を使う分、コスト費用が発生します。
労働組合の場合は、相場で3万から5万円。弁護士運営の場合は、5万から6万円となります。どちらにしても、労力がない分コスト費用が発生することになります。
◎関係者との関係が保てなくなる。
転職しようとしている保育園が、姉妹園など近隣の保育園は注意が必要です。保育士業界は、広いようで狭いです。あなたが、退職代行業を使い退職したという情報がいつどこで広まるか時間の問題だからです。
退職代行を使うか使わないかは、あなた次第。メリットとデメリットは、一長一短。よく考えた上で、使用することをおすすめします。仮に、退職代行を使うことを決めました。あなたが、勤務中に電話がかかってきたというケースもあります。業者との打合せは、念入りにしておくことが賢明ですね。
4-3 業務の引き継ぎ
退職が、決定したら引継ぎ業務があります。あなたの業務内容の整理をしてください。保育園には、様々な書類等があります。引き継ぎ書を作成すると、誰が見ても分かります。新年度は、移動時期もあるため必ずしも在園にいる保育士とは限らないからです。
引き継ぎ書に記入する内容は以下の事柄です。
☑保育園の園児情報や保護者情報。
☑行事の進行や流れクラスの決まり事
☑業務に関係する決まり事
記入する一部をご紹介しました。他にも付け足して、保育業務に携わることを記入すると次の保育士は業務しやすい環境となります。
4-4 お世話になった人へのあいさつ
退職する日まで、懸命に働きましょう。どのような理由があろうとも、在園にいる職員にはあいさつするのが社会人としてのマナーです。あなたは、少なくとも在園で何かしらの経験をしました。何事にも感謝の気持ちとして、あいさつすることがあなたを成長させてくれます。
4-5 円満退職にならなくとも退職ケース
職員の人間関係で、退職という形になりました。しかし、必ずしも円満退職とはならないこともあります。体調不良になったこともあったでしょう。あなたの体調が、一番です。悲観することはありません。気持ちを割り切って、退職するのも経験です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。保育士の転職活動は、ママになり独身時代と比較して環境が変化しても可能です。年齢関係なく保育士の求人は、たくさんあります。今の時代は、転職してマイナス評価をすることはありません。逆に、転職をしてステップアップを目指すことが望ましいとされています。
成功する転職活動の合否は、準備の段階がポイント。大きく4つのテーマが、ありました。
☑転職目的から考えること。
☑自己分析や情報収集が、合否を決定
☑転職面接の本番は、4つのポイントで合格
☑内定したら、円満退職する手続き
保育園は、一年間は同じ環境で保育するというのが前提です。なぜなら、園児にとっても保護者からみても年度途中で、保育士が辞めるとなると不安が拭えません。保育士の転職活動は、年度の切り替え時期3月4月がおすすめです。しかし、保育士の転職活動は、いつでも求人があります。季節関係なく、転職しようと思う気持ちが強ければ可能となります。保育士の転職活動は、いつでも求人があるためどの季節でも構いません。退職代行を使えば、最短で即日退職することもできます。
転職活動は、あなた自身の気持ち次第で合格も不合格にもなります。目的のゴール設定によっても変化します。パート勤務なのか、正社員なのか。そして、働きたい保育園は、私立の保育園なのか公立保育園なのか。あなたに合う条件とマッチする求人を選びましょう。
あなたの笑顔は、園児にもわが子にも太陽の存在です。転職することにより、理想の働き方が手に入ります。まずは、どのような求人があるのかチェックしてみませんか。